マッドガードで有名なLEFOLのカンティブレーキ
LEFOL社のあった場所は49,RUE D'ALSACE COURBEVOIE SEINE
クルプボア セーヌン アルザス通り 49
で、パリのブローニュの森の北方にありました。
クルプボア セーヌン アルザス通り 49
で、パリのブローニュの森の北方にありました。
以下は50年代のカタログです。
実物の写真は以下のもので、№122のボルトの形を見てもらうと先端だけに雄ネジが付いており、MAFAC社、CLB社や国産の物とは台座の形状が違って取付できません。
しかしながら、最近オークションに出ていたものはMAFAC台座にそのまま取り付けられます。固定ネジはMAFACの物とよく似ています。
アーチワイヤーの片端の取外す側のワイヤー取付方式は2種類あります。
千鳥の形もカタログの物はワイヤー固定ボルトと滑車の間がオフセットした1枚板で出来ているのに対し、2枚の板で挟む様に改良されています。
MAFAC台座に合うように改造したのではないかと思いましたが、手に取って細部を見てみると、改造した跡がありません。
MAFACが多く使われる様になったため、それに合うものを追加開発したものかも。
ちなみに、LEFOL社はサイドプルブレーキも製造していました。