写真は左側が極東の80年代発売の「PRO VIC Ⅱ」ペダル、右側がシェフィールドの40~50年代発売の「Sheffield Corsa #655」ペダルです。
これらのペダルは発売年に30年以上の間が空いています。
PRO VIC Ⅱはシャフト以外の部分は全てアルミ製です。一方のSheffield Corsa #655は全て鉄で出来ています。
材料をアルミにすることで軽量化が出来ます。
それでは重さを計測してみます。
PRO VIC Ⅱ 336g(2個)
Sheffield Corsa #655 320g(2個)
なんとSheffield Corsa #655の方が軽いですねーー。
手元の70年代の資料では、クイル型で最も軽いのは、LYOTARD45CAの315gで、有名な三ケ島のユニーク ロードでも355gです。カンパニョーロのレコード ストラーダで435gです。
Sheffield Corsa #655がいかに軽かったかわかります。
トーストラップを通す穴も付いています。しかもシャフトは取付るネジ部の肉抜きもありません。
つま先方向のブレ止めも付いています。