人生初の4サイドキャンプツーリングの4回目
私が考えたこの自転車の細かな点を説明させていただきます。
① 前後ブレーキの倍力機構
滑車を使って制動力を2倍にしています。単に倍力にしているのではなく、ブレーキレバーを前後それぞれ2個づつ付けています。MAFACのフーデッドレバーとフラットレバーを使っています。
VIVAの滑車型千鳥を使っています。ワイヤーのルートは
フーデッドレバー←→滑車(千鳥)←→フラットレバー ===ブレーキ本体
(MAFACタンデム クリテリウム)
です。VIVAの滑車型千鳥は滑車の直径が大きくワイヤーが切れにくくするためです。
VIVAの滑車型千鳥は、アルミの板を挟み込んでいるだけで、強度がなく、滑車の支点のボルトを交換し、袋ナットで固定する方式に変更しています。また、アウターワイヤーを保持している部品はジャラルミン75Sからフライス盤で削り出したものです。
実は、この機構は私の友人が考案したものをそのまま使わせてもらったものです。
既存のフレームを改造することがなく、ワイヤー内臓でない自転車すべてに使用できます。
ブレーキレバーをドロップハンドルの2箇所に付けることで、重たい荷物を積んで、長期間旅行をしても手がつけれにくくするためのこの方式を導入しました。
実際に、使用してみましたが、大変小さい力でブレーキかききましたし、使いやすかったです。
② サイド枠の取り付けボルト
標準では、六角ボルトとナットでこていします。
今回考えたのは、蝶ボルトとナイロンナットです。
中途半端なネジの締め付けでは、緩んでしまいます。確実に簡単に締め付けらえる様にしました。
締め付け時、取外し時は片手で、蝶ボルトを持ち、もう一方の手でラチエット工具で行います。
③ ハンドルステム部
フィリップの赤ペイントのステムです。このステムを使うと、ハンドルの取り付け位置が、よく使われているステムより少しさがります。
これを選択したのは、赤色のフレームにこの赤ペイントが似合うと思ったからです。今までこのステムの付いた自転車を見てきましたが、私の目からはどれも似合わないものでした。
今回デザイン的に良くにあってます。そこで、悪乗りして、ミルレモの専用赤キャップと、ブリジストン自転車のオプション部品の赤色のベルを選定しました。