2014年5月17,18日の第16回ランデブーアレックスサンジェの参加してきました。
今回の会場は静岡県静岡市油山です。
私は17日の朝に宿屋に車を置き、梅ケ島温泉を通り安倍峠までの往復です。
つまり安倍川の源流まで遡る行程です。問題はその行程の中身です。標高145mの油山の宿屋から一旦標高108mの安倍川まで下り、安倍峠まで片道約45km、往復約90kmで、標高差が約1350mあるんです。うううう~~~~~。乗鞍のスカイラインと変わらんやないか!!
せっかく遠くに来たんだから目一杯走りたいという、いつもの欲張り根性丸出しです。
だいたい、サンジェにこんな行程は似合わない!? 平坦路を余裕たっぷりに走るのが良い???
と思いつつ8時30分頃出発。おっとその前にいつものアイテムの紹介です。
2日前に届いたガーミンの「etrex30J」です。「日本登山地図TOPO10 Plus V2 micro SD版」とインターネットの国土地理院地図のコピペ版を併用します。一本道なのに何故か準備万端です。初めてのガーミンの使い方分かるかな~~~。
まず安倍川沿いに走ります。天気は最高です。
途中で出会ったサンジェ仲間二人です。峠まで一緒に走りました。
海から50km位内陸に入るだけで、川幅も狭くなり、山岳地特有の景色に変ってきました。私の住んでいる奈良県の山と違うのは生えている木です。関西ではどこの山に行っても杉が植林されています。ここの山は自然のままです。しかも南アルプスの南端です。大変貴重な自然遺産ですね。
やっと梅ケ島温泉に到着です。
ここでのガーミンの表示です。宿屋が標高55mですから、ここで810m登ってきたことになります。
近くの店で飲料水を補給します。安倍峠へ行くと店の主人言うと不思議そうな顔をされました。
いつもの自転車旅行での光景です。
一般の人から見れば峠を自転車で登るサイクリストは単なる自分の体を痛めて喜んでいる様にしか見ませんからね。
ここから8km、標高差600mの登りです。
この当たりは急峻な地形で滝多く見られます。
とにかく登ります。
峠に到着しました。事前に聞いていた通り山梨県側の道の土砂崩れのためゲートが閉鎖されています。
今日の目的は峠から富士山を眺めることです。少し行けば絶景が待っています。
ここで富士山を独り占めにして昼食です。しあわせ-----。
到着時間は12時30分頃でした。
関西人にとって残雪の残っている富士山は絶景なんです。地元人にとっては空気のようなものかも知れませんが。
すばらしい!!人生で初めてです。
60年生きて来て良かったーーーーーーー。
ちょっと大げさか。
富士山も見たし、45kmのダウンヒルです。るんるんで行けますよ。
ゲートの手前に広場まで戻るとなんと今回のメンバーの大半が車で上がってきてます。ううう^^
なんで車なんだ...。聞けば下りだけを走るそうで。軟弱な**。
人生というのは、苦しみがあってこそ、極楽のような楽しみがあるんですよ。
さらに、私がゲートのすぐ向こう側で歩いて行ける所に富士山が見えると伝えると、歩いて行けば良いものをわざわざタンデムまで持って行く???
意味分からん。自転車いらんやろ。
ひたすら下ります。みんなペースが早~~~い。それに引き替え私の足はボロボロ。当たり前やろ。
下りなのにやたら向かい風が強い。下りなのに踏まないと走りません。途中で知ったのですが、この地方特有の気候で、入れた日のの午後は何時も向かい風が吹くとのこと。知らなくて良かった。うん、うん。
5時頃やっと宿屋に到着。風呂へ直行です。ふううう~~~~。
値打ちありました。ちょっとした山岳サイクリングでした。